青春の白き墓標

作家名: 塚本正明
出版社: 文芸社
900ポイント
青春の白き墓標
関連タグ

あらすじ/作品情報

昭和39年、大学進学を目前にして、真介は自宅の庭に雪の墓標を立てた。急性白血病で亡くなった同級生、雪絵の死を悼む柱頭である。被爆二世である雪絵の突然の病死。そして彼女の純真な魂との無言の触れ合いを体験した真介は、彼女の死と向き合いながら愛や戦争について思いを深め、心の葛藤をとおして成長していく。哲学研究の道を歩むことになる一青年の忘れえぬ青春を描く小説。

同じ作者の作品

ページTOPへ戻る