富を築く技術

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あらすじ/作品情報

P・T・バーナムは、現代アメリカショウビズ業界のさまざまなエンターテイナーがお手本とする全米史上最も有名な興行師の一人。世界3大サーカスのひとつと言われる『リング・リング・サーカス』やアカデミー賞受賞の『地上最大のショウ』を仕掛け、巨万の富を得ました。その名は心理学用語、「バーナム効果」として聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。バーナム効果とは、例えば占いなどで聞いた「誰にでも当てはまることを、自分にだけ当てはまるように思い込んでしまう効果」のことを言い、バーナムの言った「誰にでも当てはまる要点というものがある」という言葉にちなんで、アメリカの心理学者、ポール・ミールが名づけました。バーナム自身にはいかがわしい興行師という一面もありましたが、本書でも触れられているように、大学に巨額の寄付をしたり、博物館を設立したりと築いた富を社会に還元し、大衆に非常に人気がありました。本書は、そのバーナムが1850年に著した『TheArtofMoneyGetting,or,GoldenRulesforMakingMoney』(1880)を訳出したものです。真面目で、当たり前に、正しい方法でお金を増やすための20のルールを、バーナム自身の多彩な経験に基づいて披露しています。本書の内容はどれもこれも、言われてみれば「当たり前じゃないか」という内容かもしれません。しかしそれを本当に意識して、実行できている人は果たしてどれだけいるのでしょうか。まさにあなたに当てはまる、いえ、誰にでも当てはまるごくまっとうな「富に近づく秘訣」です。興行師バーナムらしい皮肉とユーモアに満ちたエピソードから、富と成功の法則をあなたのものにしてください。富を築く心構え(本文より一部抜粋)

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