ばぁばの今日も「ごちそうさま」―――思えば、思ってもらえる(明治生まれの母から受け継いだ「味」と「教え」)

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あらすじ/作品情報

家のこと、お料理、おもてなし、お作法。人に対する気遣いや礼儀。母は私に、ただお料理を教えたわけではありません。お料理を通じて、私を厳しくしつけ、生き方を教えてくれたのです。母のおかげで、今のばぁばがあるのです。--------------------------------――大正、昭和、平成、令和の4つの時代を生き、今年(2019年)に95歳になる日本料理研究家・鈴木登紀子先生(通称ばぁば)。ごく普通の主婦だったはずが、その料理が近所で評判となり料理教室を開き、料理研究家としてNHK『きょうの料理』に出演して50年近く。料理研究家の第一人者として、「生涯現役」として活躍できる裏側には、ばぁばのお母様である、明治生まれのお千代さんの「味」と「教え」がありました。その日本人なら知っておきたい、お千代さんの“教え”を、「ばぁばの知恵」として、令和を生きる今の方に向けて、エッセイとしてまとめた1冊です。■目次 1章 ありがたく誇らしい、母からの「厳しいしつけ」―― 大切にしてきた〝ばぁばの知恵〟2章「食べること」は人生そのもの――〝生涯現役〟でいられることのありがたさ3章 まずお料理の「基本」を押さえましょう―― 自信がないのは、よく知らないだけ4章 これだけは知っておきたい「日本料理」のこと―― 私たちの国の、私たちのお料理を学ぶ5章 「自分らしく」生きるということは―― 人生100年時代。体も心も元気に朗らかに生きる■著者 鈴木登紀子(すずき・ときこ)日本料理研究家1924年(大正13年)青森県八戸市生まれ。自宅ではじめた料理教室をきっかけに、46歳で料理研究家に。以来、50年近くにわたってNHK『きょうの料理』などに出演。“ばぁば”の愛称で広く親しまれている。

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